こんにちは！
まきまき花巻編集部の塩野です。
岩手県内の各市町村に、歴史・文化・観光・名所・特産品などそれぞれの特徴を15秒の手作りCMで表現する「ふるさとCM大賞」。今年18回目を迎え、毎年、各市町村の手作りCMを募るのですが、今年はコロナウイルス感染症対策の為審査は無観客のスタジオで収録となりました。
花巻市でも、毎年様々な視点から花巻の魅力を伝えるCMを作成しています。
そして2020年のテーマに選ばれたのが、“「まきまき花巻」で地域の魅力を発信する現役高校生”です。
CM制作を担当したのは、花巻市役所の秘書政策課の職員と、花巻温泉へ勤務をされている板垣和郎さん。
まきまき花巻からは、高校生市民ライターの「ただ あおい」さんが出演してくれました。こっそりとマネージャー的な立ち位置で私もついていきました。
また、花巻青雲高校三年生のあおいさんのご友人や、土沢商店街から武政美紀子さん、まきまき花巻市民ライターの北山公路さんに出演のご協力を頂きました。
そんな沢山の皆さんの協力の甲斐があって
惜しくも大賞には手が届きませんでしたが、特別賞として「ほのぼの賞」を頂くことができました。
岩手朝日テレビで年間50回放送されます。
花巻市ホームページでも、過去の作品と合わせて見ることができます。
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisei/kouhou/sonota/1002486.html
【2020年のふるさとCM大賞inIWATEの審査結果はこちらからご覧ください】
生まれ育った東和町の魅力を伝えたい
2020年3月に、生まれ育った東和町の魅力を伝えたいと、まきまき花巻市民ライターとして活動をはじめた「ただ あおい」さん。高校では生徒会長も務め、忙しい高校生活の中で、現役の高校生ライターとしてまきまき花巻を盛り上げてくれています。一緒に撮影に参加してくれたのは、岩手県立花北青雲高校3年生のあおいさんのクラスメイトのみなさん。緊張した様子もなく、いつも通りといった雰囲気で和やかな出だしでした。
“花巻の魅力は「人」なんです”
と語るあおいさん。
カメラが回っていても自然体で話すその姿は、堂々としていてとても頼もしく感じました。
彼女の明るさと元気から紡がれる記事は、相手の方も笑顔にする力があるのではないかと思います。
撮影は、デビュー記事を飾った東和町土沢商店街のある「ワンデイシェフの大食堂」に移ります。
食べることが大好きなあおいさんは、日替りで美味しいごはんが楽しめるこの食堂の大ファンなんです。
この日も本当に幸せそうな笑顔で食べていました。
まきまき花巻の記事はこちらからご覧ください。
東和町にはクラフト作家さんや芸術家の方も住んでいます。全国的にも有名な「土沢アートクラフトフェア」も開かれます。（2020年はコロナウイルス感染拡大の為中止されました）
あおいさんは手作り小物も得意で、可愛い作品をアートクラフトフェアで出品することに憧れているんだそう。以前、あおいさんを編集部の塩野が取材させていただきましたのでこちらも合わせてご覧ください。
最後は、まきまき花巻きってのベテランライター・北山公路さんとの撮影です。緊張するかと思いきや、ここでも自然に振る舞ってくれたあおいさん。記事をより良く見せるための写真編集テクニックを勉強している風景でした。
さすがは北山さん、映像の構図のアドバイスもどんどん言ってくださったおかげで、撮影の板垣さんも大助かりです。
この他、バックミュージックの製作に花巻市役所の職員の皆さんのご協力をいただきました。CMに耳を澄ましてみると、ゆったりとしたピアノの伴奏に乗せてコーラスが聞こえてきます。
高校生が地元の魅力に注目するということ
今回製作したふるさとCMを通して、地域の魅力に現役の高校生が目を向けているということが伝わったのではないでしょうか。まきまき花巻は、「花巻を自慢したい！」という市民ライターたちが様々な視点を持って取り組んでいます。
あおいさんに影響を受けて、「自分もまきまき花巻の市民ライターとして花巻の魅力を発信したい」という高校生が増えてきています。記事を書くことで、地元の大人たちと沢山コミュニケーションをとって、改めて様々な良さに気づいていってくれたらと思っています。
