まきまき花巻味わいたい花巻に秘密基地系カフェ…?〜Tea&Sweets Stand 離れ家〜
花巻に秘密基地系カフェ…?〜Tea&Sweets Stand 離れ家〜
365 まき
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カフェだいすきplume。です😸

11月初め、なにやら花巻駅周辺に新しくカフェがオープンしたと聞きつけ…😳
オープンして間もなく訪れてみました!

花巻駅から、なんと徒歩約2分!学生さんや観光の方もアクセスしやすいですね。
静かで心地のよい路地を歩いてくと、目的の場所が見えてきました。

その名も「Tea&Sweets Stand 離れ家」


カフェは「ハナレヤベース」内にあります。
1階はカフェ「離れ家」とユースセンター、2階は学習・探究塾
ユースセンターとは、主に中高生などが学校や家庭以外に、放課後などに気軽に過ごせる「サードプレイス(第三の居場所)」のこと。
カフェの「離れ家」は、もちろん学生のみならず、子どもから大人までほっとひと息つける癒しのサードプレイスです🎶

秘密基地のようなワクワク感

こちらを経営しているのは、元・花巻市地域おこし協力隊の内田 祐貴さん。
協力隊時代、「若者と街をつなぐシティプロモーション」をテーマに活動していた内田さんですが、花巻市を主なフィールドに人材育成や若者の居場所づくり、まちづくりを行う「NPO法人ハナレヤ」の代表として、現在も大活躍されています!
「花巻駅周辺に勉強する場所がない、花巻には”学校では教えてくれないこと”を教えてくれる大人に出会える場所がない」と、自身が学生の頃にどうにか解決できないものかと考え、のちに、みんながワクワクするような「若者が集う秘密基地」を花巻に作ろうと決意。
10年以上活動を続けてできたのがここ、若者と大人とまちを繋ぐユースセンター「ハナレヤベース」です。
2階の塾も、内田さんを中心に、数人のスタッフさんで生徒の指導にあたられています。

1階には、壁際の個別卓、4人テーブル卓、2テーブル卓、1人掛けゆったりチェア席、窓際のソファ席。
Wi-Fiやコンセントも完備されているので、カフェメニューに癒されながら勉強やお仕事に最適。

天気の良い日に陽の光を浴びながらソファでまったりするのもいいですね…。

広々とした壁に、映像や画像を投影できるプロジェクターもありました。
わたしは幼少期に、自分の机の下に当時の宝物を並べた秘密基地を作って、小さなDVDプレイヤーを持ち込んでお菓子を食べながらアニメを見たりしていました🍭
それもあり、個人的にプロジェクターはこれぞ秘密基地な感じがしました…!

心地よさのヒミツ

実はこちら、築50数年の空き家をリノベーションしたのだそう!
市内の高校生や大人たちにもお手伝いいただきながら、完成まで1年。
リノベ作業期間も、カフェや2階の塾の開設に向けてあれこれと準備をされていた内田さん。
タイトなスケジュールでここまでのクオリティに仕上げられたのは、若い頃から酸いも甘いも経験してきた内田さんであるからこそだと思います!

内装の、木のぬくもり感じるウッディな雰囲気に黄色い壁の優しいカラーがほっとします☺️
リノベ前のお家はもともと和室だったため、ふすまがモダンなデザインに施されていたり…。
オシャレなカフェに、ところどころに見え隠れする程よい和の雰囲気。どこかお家のような安心感を感じ、居心地の良さをさらに掻き立たせました。

ワクワクの仕掛け

外のお庭には野菜や果物、お米を育てている「シェア畑」があり、地元の大人や親子が集います。
前述のソファー席からも眺められるので、自然に癒される🌱
9月に収穫祭を行い、自分たちで育てた野菜を食べられるため、お子さまの食育にも繋がるのだとか😋
今後、ツリーハウスづくりなど、庭を活用した学びや遊び場づくりも計画中だそうで
、どの世代にもワクワクを与えられる仕掛けが施されているのがさすがです…!

こだわりのメニュー。花巻の新名物も!?

さてお待ちかね、どんなメニューがあるのでしょうか?

惹かれるメニューばかりですよね🤤
ユースセンター内にカフェを併設するにあたって、メニューにもしっかりとこだわりたいという思いから、一切の妥協なくすべて丁寧に作り上げられているのです。

🍦花巻ソフト
最高級の北海道産生乳を使用した、濃厚でもっちりとしたソフト。
美味しいだけでなく、食用のお花「エディブルフラワー」で綺麗に彩られたその見た目も可愛らしくて映え間違いなし!📸
『花を巻く』花巻ソフト。花巻にもう一つの名物ソフト誕生です!
乗っているお花は季節によって変わるそうなので、今後どんなお花の花巻ソフトに出会えるかワクワクです。

🍩焼きドーナッツ
油で揚げずに軽やかに焼き上げた、外はカリッ、中はふわっ な食感の焼きドーナッツ。
タピオカ粉とアーモンドプードルなど、11種類の素材を独自配合した生地なのだそう。
きび糖とはちみつの程よい優しい甘さ。エッセンスに少量のラム酒を使用していて、これがなんとも後引く旨さです…。
特に焼き立ては別格なので、これからの寒い季節、どうぞご賞味あれ!

この味と食感に辿り着くまで、毎日のように朝から夜までかけて何百個と試作を重ねたそうで、特に最もこだわったメニューなのではないかな、と感じました。
「たくさん研究してドーナッツを試作しては食べ、の毎日の中で食べたカップラーメンの塩味が美味しく感じすぎて感動しました(笑)」と内田さん。たしかに舌がバグを起こしそう…😵‍💫

🍦アフォガート
濃厚ソフトに、香ばしいビターなエスプレッソ。甘さと苦さのハーモニーがたまらない。
甘いものが好きな方も苦いものが好きな方も楽しめます。
ちょっぴり大人な気分を味わいたい時に…☕️

🧋タピオカミルクティー
こちらもかなりこだわった自慢のメニュー!
紅茶をオールミルクで割ったコク深いミルクティーに、噛むたび黒糖の甘さが広がるもちもちのタピオカ。
甘さに癒されたい時にぴったりでした。最高です🤤

台湾茶葉を使用し、煮出す時間を測って何度も試したり、甘さの微調整などを模索したそう。
有名な某ティー専門店へ何度も足を運び、味や食感の研究にかなり力を入れられたタピオカミルクティーです。

🫖紅茶・コーヒー
蜜香ティーやジャスミンティー、アールグレイティーほか…種類豊富です。
甘いスイーツと一緒にいただきたくなりますね☕️
そして注目いただきたいのがサイズの名称
小さいサイズから「ぺっこ」「やんべに」「どでんこ」「どっぱど」と、岩手訛りになってるんです!!こういった、ふるさとを感じるアイディアに胸アツ😍‼︎
観光客の方にも、ぜひ口に出して注文していただきたいですね〜☺️

各種メニューはこちらのカウンターからのオーダーとなります!
このオーダースタイルも粋ですよね✨

また後日、夜の時間帯に訪れてみると、外にあるソフトクリームのライトが優しく照らしてくれました💡
花びらのおめかしもして花巻ソフトらしくなっていました〜かわいい!!

内装もクリスマスらしくなっていてワクワク!
この日は、ドーナツとあたたかいミルクティーをいただきながらぬぐだまりました。

今後も県内外の多くの方々に愛される、ひととまちを繋ぐ場所となっていくと思います。
内田さん、ご協力ありがとうございました☺️
みなさんもぜひ訪れてみてください!

 

私が書きました
plume。

花巻生まれ花巻育ちの純花巻人。
花巻市移住コーディネーター兼グラフィックデザイナーです。
イラストと共に「花巻のすき!知ってほしい!」をお届けいたします(*^^*)