東京と花巻の2拠点生活に挑戦中です。
二つの場所を行き来する生活の中で最近特に楽しみにしているのが、東和町にある「佐藤製菓」(さとう菓子舗)の焼きたてクロワッサンです。
この季節に花巻にいる間は、早朝の涼しいうちに草刈りをします。(草払い機の扱いもかなり上達しました)
庭仕事の後、開店に合わせて佐藤製菓に焼きたてのクロワッサンを買いに行きます。表面はサクッとしていて中はしっとり。バターの香りと焼きたての香ばしさが口いっぱいに広がります。サイズは大き目ですが、食べ終わりそうになると「もう1つ買えばよかった」といつも思います。
なぜ、もう1つ買わないのか・・・。それは、「佐藤製菓」には美味しい物がたくさんあるから!
この日は、迷いに迷って定番の「とうわ焼」と「純正ロールケーキ」に加え、「メロンと葡萄のパンナコッタ」も購入しました。

決して写真じゃ伝わらない美味しさです。
「とうわ焼」を初めて購入したのは、「東和温泉」の売店でした。「東和でとうわ焼?そのままだ~」と何気なく手にしたのですが、あっという間にファンになり、すぐにおやつの定番になりました。
どら焼きとしてはやや薄めのかわに、黒糖風味のあんこが良く合う。材料にブランデー、クルミ、そして醤油とあるのを見て、ほぉと思いました。日持ちするので、東京のお友達へのお土産にする事もあります。
次に食べたのが、「純正ロールケーキ」でした。
スフレタイプということでふわっとしていて、クリームはたっぷりですがくちどけが良く、爽やかな甘さ。お友達がおやつに出してくれたのですが、とても美味しいのでどこのお店か聞いたところ、昔からある和菓子屋さん、「とうわ焼き」のお店だというではないですか。
「もっと早く知りたかった!」と、その後はもう花巻滞在中に必ず立ち寄る場所になりました。
毎回、定番にプラスして何を選ぶか迷います。季節のフルーツを取り入れたスイーツはどれを選んでも外れは無しです。
今回は「メロンと葡萄のパンナコッタ」を選んでみました。見た目も涼しげで、クラッシュされたゼリーにメロン、ブドウ、ブルーベリーのトッピング。底にある濃厚なパンナコッタと味の違いを楽しみながら、いただきました。
トップには可愛らしいお花が一輪のせられていましたが、地元Les Racines(レ・ラシーヌ)で作られている「エディブルフラワー」(食べられる花)との事。毎回、今日は何のお花だろうと、それも楽しみにしています。
この日は購入しなかったのですが、もう一つの楽しみが土曜日限定のシュークリームです。
表面はサクッとしたクッキーシュータイプで、中はカスタードがたっぷり。あえて豪快に手で持って、中のカスタードがこぼれてこないように位置を変えながらガブリと食べるのが、お気に入りです。
このシュークリームが大好きな方は多いようで、早めに行ったものの売り切れだった事が何度かありました。確実に購入したい方は電話予約をおすすめします(メールでの対応はしていないそうです)。

ふわっとしてずっしり。
「とうわ焼」がかなり気に入っていたとはいえ、まさかこんな美味しいケーキやクロワッサンまであるとは思いもよりませんでした。
今回記事を書くに当たって疑問に思っていた、「なぜ和菓子屋さんでこの品ぞろえ?」についてお店の方に質問させていただきました。もともとは和菓子屋さんだったそうですが、代替わりして商品が増えていったそうで、クロワッサンは3代目の店主さんからだそうです。
ファーブルトンやアップルパイも美味しそう・・・。花巻に行く前から、楽しみです。
お近くに行く際にはぜひ、お立ち寄りください。

今までで一番のお気に入り。イチジクのタルトです。季節がくるのが待ち遠しいです。