まきまき花巻行きたい東和温泉 -元気になるエステティックサロン「momo」
東和温泉 -元気になるエステティックサロン「momo」
18 まき
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東京と花巻の2拠点生活に挑戦中です。

それぞれの場所で異なる楽しみがある一方でやるべき事もあり、「のんびりしたいなぁ」と感じることが時折あります。

そんな時は「花巻12湯|(はなまきじゅうにとう)の一つである、日帰り温泉の「東和温泉」に行きます。新花巻駅からは車で約10分、最寄りのJR釜石線土沢駅からなら徒歩15分位。春先からの早朝草刈りの後は朝風呂に、県外から友人が遊びに来た時にはあたかも自分の家のお風呂のように、気軽に利用しています。

そして、ちょっと疲れが溜まっているかなという時は、東和温泉内にあるエステティックサロン「momo」(モモ)でリセットします。「外見的な美容ケアを目指すよりも、心も健やかに、を大切にしたい。外側、内側、心のケアの3面美容です」と言う、エステシャンのモモさんのサロンをご紹介します。

「momo」は、受付から宴会場や休憩室を通り過ぎて更に進んだ奥にあります。美術系の書籍やかわいらしい小物がさりげなく置かれた柔らかい照明の空間で、モモさんが迎えてくれます。様々なコースがありますが、難しい仕事が続いて顔がギュッとなっていたり、草刈りで紫外線にたくさんあたったかなという時、フェイシャルのコースでお願いしています。

アロマが焚かれたお部屋で、良い香りのハーブティーをいただき、その日の肌の調子を伝えます。施術する台に横になり背中に温かいパックをあててもらいながら、花巻の情報を伺ったり、最近驚いた事をお話したり・・・。

その間にモモさんは、しっとりとするクリームでクルクルと肌の汚れを落として、手のひらで頬を引き上げるようにマッサージしたり、器具を使って低周波を当てたり、施術を手際良く進めます。その時々でそれぞれの工程にかけている時間が少し異なるようで、肌の状態やこちらがどんな効果を望んでいるかに合わせてくれています。頭皮マッサージが付いた長めの100分コースを選択しても、あっという間です。終わった後はいつも、来た時よりも、少し元気に楽しい気分になります。

店名の「momo」は短くて覚えやすい名前である事と、そしてミヒャエル・エンデの「モモ」が由来だそうです。

時間泥棒に盗まれた時間を、お話を聞くのが得意な女の子モモが取り返す物語ですが、児童文学ながら深いテーマで、便利になっているのにやたら慌ただしく過ごしている自分の毎日とシンクロします。物語の中で人々はモモと話したがり、話すと元気になります。そんな風にできたら・・という願いも込めているそうです。

「美容室に行く感覚でエステも利用してみてください」というモモさんのエステティックサロン「momo」で、ぜひ時間を過ごしてみてください。(予約が確実です)

さて、ピカピカのお顔になって元気になった後は、温泉に入ったり、温泉施設内のレストラン「日高見」でお腹を満たしたり。そして特におすすめなのが、「道の駅」とうわ特製の老舗佐々長醸造の味噌を使用した「みそソフトクリーム」。絶妙の甘さと塩味。レストランにもソフトクリームはありますが、道の駅の売店ですので、お間違えの無いよう。営業は17:00までです。

(温泉入口の売店の「きりせんしょ」や「東和焼き」は売り切れてしまうので、こちらは最初に購入しておくことをお勧めいたします)

味噌ソフトクリーム。他にミックスもあります。

次に花巻に行くのは少し先ですが、温泉とモモさんにお会いするのが今からもう楽しみです。

私が書きました
Mican

花巻と東京の二拠点生活を始め、花巻市民になったばかり。写真と旅行と手仕事が大好きです。