まきまき花巻行きたいワインツーリズムで、ぜひ花巻へ!(ワインツーリズム特集③)
ワインツーリズムで、ぜひ花巻へ!(ワインツーリズム特集③)
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ワイナリー、酒蔵、6つの会場を自由に巡れるバスで、どこへ行こう。

こんにちは。地域おこし協力隊の飛世です。

花巻産ワインPRの活動をしています。

「ワインツーリズムいわて2018」までいよいよ、あと2週間となりました。

今回は、お申込みから、当日までの流れをご案内します。

 

HPより、「ワインツーリズムいわて2018」の参加お申込みをすると、

「引換券」と「ガイドブック」が事前にご自宅へ郵送されます。

(「前夜祭」「オプション企画」「宿泊プラン」等は別途お申込み必要)

当日、8:00~受付開始。(JR花巻駅、JR新花巻駅、JR石鳥谷駅、いわて花巻空港のいずれかにて)

「引換券」を渡し、「リストバンド」「ワインツーリズムいわて2018ロゴを入り限定ワイングラス」「特製ワイングラスホルダー」を受け取ります。

巡回バスに乗って、ワインツーリズムのスタートです!

ご自分のペースでお楽しみください。

(※お申込みが直前の場合、「引換券」「ガイドブック」は当日受付でのお渡しとなります。)

 

車での旅行となると、運転手さんが飲めずに心苦しい...なんてこともありますが、今回のイベントでは、公共機関にて各受付会場まで来たら、巡回バスに乗り、あとは全員でお酒を楽しむことが出来ます。

 

また、6つのイベント会場は、それぞれ離れています。

例えば、花巻駅から大迫町までタクシーで行くとすると、片道5000円以上はかかってしまいます。参加者の方は、ぜひこの機会に巡回バスをご利用くださいませ。

ガイドブックは、地元の人のおすすめ飲食店や観光スポット・温泉旅館情報まで、約60ページの盛りだくさんな内容です。

100%楽しむためにも「どのエリアに行ってワイナリーや酒蔵を巡るか?」「どこでお昼を食べるか?」などガイドブックを利用して、当日の計画づくりも楽しんでください。

「ワインツーリズムいわて2018」の参加申込はこちらから↓

http://www.swtiwate.com/

 

 

地域おこし協力隊・飛世がおすすめする「ぶどうやおいしいものを食べたい、おいしいワインを飲みたい、地元の人と触れあいたい」コース

 

今回は東京から花巻へ日帰りでも楽しめるコースを計画してみました。

ぶどう畑の中でぶどうを食べたり、各ワイナリーのつくり手の方からお話を聞いたり、神楽を鑑賞したり、ワインが大好きな地元のみなさんとホームパーティなどを楽しめます。

 

 6:04→ 9:07  JR東京駅→JR新花巻駅 (東北新幹線)

9:30→ 9:56 バス(新花巻駅→エーデルワイン) 

~試飲をしながら工場見学!スタンプラリーでスタンプ1つ目ゲット~

10:30→10:54  バス(エーデルワイン→大迫商店街)

11:00→12:00  神楽の日公演「八木巻神楽」を鑑賞。

                      ~商店街でランチをしながら地元の人とおしゃべり。スタンプラリーで限定バッジをゲット!~

13:09→13:20  バス(大迫商店街→亀ヶ森醸造所)

13:30~14:00  『あぐらで神楽』(途中から参加)(無料・予約不要)

        ~ユネスコ世界無形文化遺産「大償神楽」を鑑賞しながらワイン・シードルを楽しむ。~

14:3014:40   バス(亀ヶ森醸造所→高橋葡萄園)

        ~ぶどう畑のそばでぶどうを食べながら、試飲を楽しむ~

 15:2615:46  バス(高橋葡萄園→土沢商店街)

 15:5016:30  『猿舘酒店・ホームパーティ』(途中から参加)1000(予約不要)

        ~商店街、特設会場で購入したワイン、食べもの持ち込みOK

 16:4616:56   バス(土沢商店街→JR新花巻駅)

17:1919:56   JR新花巻駅→JR東京駅 (東北新幹線)

 

▲ぶどうを栽培から醸造まで一貫して行っている大和田さん

 

ワインツーリズム特集、第三弾は、今回のイベントに参加する、花巻市内のワイナリー3つのうちの1つ「亀ヶ森醸造所」へ行ってお話を伺いました。

<第一弾記事「エーデルワイン」https://makimaki-hanamaki.com/2049

<第二弾記事「高橋葡萄園」https://makimaki-hanamaki.com/2124

 

「合同会社亀ヶ森醸造所」は2015731日に設立。

りんご作りは高橋さん、ぶどう作りは大和田さん。

二人で原料となる果実を栽培・生産するところから、ワインやシードルの醸造・販売まで一貫して行っています。

「毎日、気軽に飲める、ワイン・シードルづくり」をモットーとしています。

 

ワインが作りたくて、ぶどう作りを始める人が多いようですが、お二人は逆のパターン。

元々農家として果実を作っていた二人が出会い、ワイン・シードル作りを始めました。

 

りんご×ぶどう=コラボワインの誕生

▲「出会ってから自然な流れで一緒に始めた」とお二人。

 飛世「お二人はどこで出会われたのでしょうか?」

高橋「出会いは、大迫にある「花巻市役所 葡萄が丘農業研究所」でお互い20歳くらいの時でした。私は、父親の代から引き継いだりんご園で、りんごを作っていました。」 

大和田「茨城から花巻へ引っ越してきてから、ぶどうを栽培していました。ぶどうを作り始めて15年になります。」

 

そして、それぞれが栽培していた、りんごのジョナゴールドとぶどうのナイアガラをミックスして「コラボジュース」を作り当初は賛否両論あったようです。

やがて、ワイン・シードル作りをすることを決めて、同じ比率で「コラボワイン」を作りました。

日々現場で産地を守る。次の世代へつなぐ。

▲りんごを栽培から醸造まで一貫して行っている高橋さん

飛世 「畑には、何種類くらいの品種が栽培されているのでしょうか?」

大和田「ぶどうの樹は15種類です。」

高橋 「りんごの樹は20種類です。みんなと同じことをしても面白くないから、新種も育てていました。 英国りんごのブラムリー(青くて、酸味が強い)などです。面白い新種があれば、これから作ってみたいですね。」

飛世 「栽培の苦労を聞かせてください。」

高橋 「どこもそうだと思うのですが、みんな働く人たちが年をとってきて、働くことが難しくなってきています。

いかに畑の面積を増やしながら、省力化をして、手のかからない品質を育てていくか工夫しています。りんごは1つ1つ手作業で葉つみをして、赤くなるのですが、葉つみをしなくてもいい、グラニースミス、ブラムリーなども導入しています。

 りんごを辞めていく人も、うちの周りにぽつぽつと出てきたので、それはもったいないですよね。生食用と加工用の病害虫や雑草の防除方法も違うので、そのへんも勉強していかなきゃと思っています。」

 

大和田「私の場合は、借りた畑、土壌が10ヶ所に点在しています。それぞれの場所が離れていて、草刈りは大変です。あとの栽培の苦労は他のみなさんと一緒で、気候やさきほど高橋も言ったように労力問題とかね。圃場は辞める人が増えてきて、このままじゃ産地ではなくなってしまうという危機感を感じています。なんとか面積を減らさないことを考えています。そう考えると、いかに労力をかけないでやるかっていう方法を考えていかなければならないですね。」

 

飛世 「醸造する日は1日かけて醸造作業をしていますか?」

大和田「醸造しながら栽培しています。今が一番忙しいのですよ。収穫して、仕込みして、醸造して、発酵して、ビン詰め。仕込んだら、どんどん発酵が進んでいくので、そのままタンクに入れて置いておくってわけにはいかないんですよ。今が一年で一番忙しい時ですね。」

 

飛世 「参加者さんへひとことお願いします。」

大和田「ワインやシードルが出来る、この風土を感じてほしいです。」

高橋 「大迫・亀ヶ森という地を知ってもらいたい。色々なことを感じて、工場も見てもらいたいです。こういう風にりんごがなっていて、その流れで味わってもらえれば。自然にまかせて作っています。」

ワインツーリズム限定企画

▲亀ヶ森醸造所

 

ツーリズム限定!特別企画「有料試飲」

ワイン10種類、シードル10種類(今年仕込んだものもあり)をお好きなものを

500円でご自由に有料試飲できます。

9:001630

 

りんご園地・ぶどう園地ツアー* ~りんご畑の中で試食できます~

りんご園地ツアー  9:20~、14:15

ぶどう園地ツアー 10:20~、15:15

各回6名まで(予約不要、先着順)

料金800(有料試飲代500円分含)

 

あぐらで神楽* ~ワイン・シードルとともにユネスコ無形文化遺産「大償神楽」を鑑賞~

11:00~、13:00

会場 亀ヶ森醸造所 無料(予約不要)

 

地元食材を使ったスペシャルランチ

~盛岡のイタリア料理店「ドゥエマーニ(Due Mani)」による地元食材を使ったスペシャルランチをお楽しみいただけます。~

定員 15

料金 2500(有料試飲代含)

予約 要予約・お電話ください。(019-681-7520/ドゥエマーニ) http://duemani.main.jp/

当日は、「亀ヶ森醸造所」に地元のお店が特別出店します

「大迫あねっこの会」「ドゥエマーニ」「TOMクレープリー」「亀ヶ森マルシェ」

地元の郷土料理や、岩手県産のそば粉を使用した100%のガレットや温かいクレープなどとワインを一緒にお楽しみいただけます。

また、「地元の皆さんが作る野菜や加工品」を販売します。

 

ワインツーリズムいわて2018

【開催日時】20181014日(日)8:3017:00

【開催場所】岩手県花巻市、紫波町

【料金】参加費5,000円(税込み)

(※ガイドブック、試飲用ワイングラス、ワイングラスホルダー、巡回バス利用券込)

その他の有料試飲ワイン、オプショナルツアーなどは別途料金がかかります。

【巡回バス運行】JR新花巻駅・JR花巻駅・JR石鳥谷駅・いわて花巻空港と花巻市内及び紫波町内のワイナリー、酒蔵を結ぶ巡回バスを運行します。

【イベント参加申込み】http://www.swtiwate.com/

 

【オプショナルツアー申込み】https://winetourism.shop-pro.jp/

 

【ワインツーリズムfacebook】最新情報はこちらからもご覧いただけます。

https://www.facebook.com/ワインツーリズム-262185083808524/

 

 

 

私が書きました
飛世かおり

花巻市地域おこし協力隊、花巻ワインPR(2018-2021)
「花巻ワイン通信」をfacebookとInstagramで投稿しています。