今回紹介させていただくのは、花巻市一日市にありますコメ専門店「杉善商店(すぎぜんしょうてん)」さんです。今年1月にリニューアルオープンされました!
なんと、大正元年開業。創業一世紀以上の老舗店です。
新たに改装した店舗は、落ち着いたモダンな雰囲気でありつつも、和風でどこか懐かしさを感じさせます。
▲令和のこの時代に、当時の意匠を彷彿とさせるような外観✨
日本人にとって、コメの需要が途絶えるということはないはずですが、次第にコメの専門店は姿を消していきます。
スーパーマーケットやネットショッピングなどで手軽にコメを購入できる時代。実際に、このような購入方法が割合的に多いのではないでしょうか。
そういった時代の変化の中で、長い間大切に受け継がれてきたお店です。
こちらでは、地元・岩手県産米にこだわりを持って販売されていて、店内には「金色の風」「銀河のしずく」「ひとめぼれ」など、選び抜かれたお米が並びます。


▲「ひとめぼれ」は我らが花巻産✨
※時期により価格は変動します
現在、5代目代表取締役の杉本 憲一郎さん。

はじまりは1912年。コメ専門店がなかった花巻に、初代・善太郎さんがお店を開業されました。当時はコメや肥料が販売され、次第に日用品等も売られるようになり、萬屋のようになっていた時代もあったのだそう!町が賑わっていた様子が浮かびます。
1989年に法人化。そして2018年、現在の5代目へ代替わりされたそうです。
杉本さんは、都内で音楽関係の職に就いていましたが、4代目であるお父様の体調不良をきっかけに東京から帰郷し、そのタイミングで後を継ぎました。
「令和の米騒動」と呼ばれた、コメの品薄や価格が高騰していく様子を目の当たりにした杉本さん。しかし視点を変えれば、日本人にとってなくてはならない存在で、それだけ貴重なものであることに改めて気づかされたのだそうです。
それから杉本さんは「原点回帰」をテーマに前進し、先代が遺した思いを継承して、永く存続していきたい気持ちが強くなっていったのだといいます。
店舗へ足を運んでくれるお客さんを、より大切にしていきたいと意気込んでいました。

▲程よいサイズでお土産や贈り物にピッタリ。見た目も可愛らしい
▲食卓に添えたい調味料も揃っています
今後は、自社ブランドを取り揃えたり、お客さんのニーズに合わせ、コメの小分け販売や小物(箸や椀、鍋等)の販売をしたりするなど、更なる展開の構想を練っているのだそう…💭
自然豊かな岩手は、清らかできれいな水、稲の生育に最適である健康な土、すこやかに稔る気候、そして澄んだ空気に恵まれています。
そんな岩手で育った、自慢のおいしい岩手県産米を多くの人に届けたい。そう願いながら、日々、また新たな歴史が作られていくことでしょう。

皆さんも、杉善商店さんで地元の恵みを手に入れてみませんか。🌾






