岩手県花巻市大迫。
南西向きの斜面にある、日当たりのいいブドウ畑。
早池峰の風が吹き抜けるこの地で今、「ブドウの木のオーナー」になれるというプロジェクトが動き出している。
この物語の中心にいるのは、プロジェクトを立ち上げた「キハダ日和」代表を務める27歳の若きリーダー、黄川田 玲さん。
そしてもう一人、早池峰山の登山ガイドをしながら、ブドウ栽培とワインの魅力にのめり込み、日々ブドウに愛情を注ぐ畠 亨さんだ。
二人が作業する「森田農園」のブドウ畑は3haに及ぶ。

「消費」から「参加」へ
今回募集するのは、白ワインの品種である「シャルドネ」と「リースリング」のオーナー。特典としてそのブドウを原料としたワインが届けられる。
このブドウの木のオーナーになる醍醐味は、完成したワインが届くのを心待ちにする時間だけではない。
畑へ足を運び、ブドウの成長に触れ、その栽培に携わる。夏の猛暑を案じ、秋の歓喜の収穫を自らの手で迎える。
泥まみれのシューズと、畑で流す汗の記憶は、「ワインの消費者」から「ワインづくりの当事者」へと変えてくれる。
そんなブドウ畑のドラマを追体験した後に届くボトル。
そのコルクを抜く瞬間は、自分自身が関わったワインに向き合う唯一無二の時間になる。

テロワールを身体で味わう
ブドウ畑が位置する「南向きの斜面」というロケーション。実際にその斜面に立つと、肌を照りつける太陽の強さに驚くはずだ。この豊富な日照量がブドウを育むという事実が、知識ではなく実感へと変わる。
そしてもう一つ、ワインの味わいに影響するのが土壌の存在だ。
人の個性が、生まれ育った環境によって形づくられるように、ワインもまた、ブドウが育った土地の影響を受ける。
土壌の個性を知ると、その畑のブドウから造られたワインの味わいと繋がる瞬間がある。
これらはまさに、テロワール(ワインの味わいに影響を与える自然環境要素を総称したもの)を五感で味わう体験だ。

二人が描く、大迫の未来
「まずは1本の木から関わってほしい」
黄川田さんはそう語る。
大迫のブドウ栽培は今、農家の高齢化による担い手不足という危機にある。だからこそ、1本の木のオーナーになり、この土地の魅力に気づく人を増やしたい。それがいつか、新たな担い手や移住者を呼び込む希望の種になるかもしれないと信じているからだ。
地域の産業や美しい文化を次世代へ繋ぐための、確かな一歩として、彼らは今日も畑で、仲間を迎え入れる準備を進めている。

日常に、1本のブドウの木を
ブドウ畑で感じる日差し、湿度、早池峰の風。
このオーナー制度が届けてくれるのは、ワインになるまでの時間そのものを味わうという、少し贅沢な体験だ。
あなたの日常に1本のブドウの木を。
新しいワインの楽しみ方が、ここから始まる。

詳細はこちら
キハダ日和 presents × 森田農園 第1回オーナー制度
ブドウの木1本/1口 15,000円(税込)
品種:リースリング、シャルドネ
特典:ワイン2本 or ワイン1本・シャインマスカット一房・キャンベル一房、ブドウ講座、収穫祭




