3年ぶりに開催された「雨ニモマケズ」朗読全国大会(令和5年2月4日 なはんプラザ)に出場者として参加し、3位入賞の評価をいただきました!
第14回 「雨ニモマケズ」朗読全国大会
今年で14回目。コロナ禍のため3年ぶりの開催でした。会場はJR花巻駅前 なはんプラザ。過去には文化会館や花巻市交流会館でも行われています。
「賢治の強さ、やさしさ伝えよう」がテーマ。
大会では、
①出場者(個人・団体)による「雨ニモマケズ」の朗読・輪読
②審査員と入場者による審査と表彰
③ゲストによる講談
が行われます。今回は県内外から17組が出場。北海道や群馬からも参加がありました。
持ち時間は1組5分以内。「雨ニモマケズ」の詩をベースに、一人芝居や人形劇、歌唱、フラダンス、お子さんのかわいい踊りなど多彩なパフォーマンスが披露されました。
大会スケジュール
11時~ リハーサル
13時~ 開会セレモニー
第1部 朗読大会
17組出演 1組5分以内
15時~ 第2部 ゲスト講談
閉会セレモニー 表彰式
朗読パフォーマンス
朗読パフォーマンスには、かわいい女の子2人組やひいおばあさんとひ孫ファミリー、腹話術にフラダンスグループなど、様々な方が出場しました。
いざ出陣
紫波チョゴリズ(4人・紫波町の韓国語サークル)の出番
①雨ニモマケズ:韓国語で朗読(輪読・群読)
②星めぐりの歌:韓国語による歌唱
③アリラン踊り 5分間の持ち時間いっぱい楽しみました。
出演はチマチョゴリ美(熟)女3人と貴族(ヤンバン)の男(私)
大道具・小道具の準備は万全。構想2年、準備3か月、全体練習1回。
閉会式・表彰
大賞は腹話術、特別賞は可愛い女の子達。紫波チョゴリズはなんと3位に!!
週1日の韓国語教室は全員がなかなか集まれず全体打ち合わせや練習が不十分なままでした。韓国語の先生を含めて2人が急に体調不良等で不参加になるというハプニングもありましたが楽しく乗り切りました。
「雨ニモマケズ」朗読全国大会実行委員会
事務局の菊池洋子さん(コミュニティ広場すまいる代表)にお話を伺いました。
「雨ニモマケズ」朗読全国大会はNPO法人花巻文化村協議会が主催していましたが、途中から「雨ニモマケズ」朗読全国大会実行委員会が引継ぎました。実行委員会の事務局は北上市にある任意団体「コミュニティ広場すまいる」になります。同団体では、親子向けに体験教室やイベント、ボランティア活動などを広く行っています。運営拠点は北上ですが、朗読大会の実行スタッフとして花巻の多くの方に参加・協力してもらっています。3年ぶりに無事開催できて喜んでいます。」
※実行委員会:花巻商工会議所・NPO法人寺町文化村・八郎潟文化村協議会・コミュニティ広場すまいる
旨趣
「雨ニモマケズ」の朗読を通して、宮沢賢治の精神を味わうと共に、現代社会に生きる我々の「生き方の方向性」を考える機会にしたい。多くの花巻市民・学生が大会運営に係わることで、地域の人々と共に創造的な心の財産を作り上げ、「ふるさと花巻」を未来に引き継ぐ力を養う活動の場としたい。花巻の創造的文化活動を全国に発信し、花巻の文化・観光のPRにつとめ、経済効果が生まれるようなイベントにしたい。
朗読会を終えて
3年ぶりに無事開催されました。北上市からは6組出場しましたが、お膝元の花巻からは2人(組)しか出場がありませんでした。全国大会ではあるが申し込めば大体エントリーされるようです。この大会を地元から盛り上げようという気運が市民から出てくることを望みます。
朗読全国大会のさらに詳しい風景は紫波ハングル
(外部サイト)
https://www4.hp-ez.com/hp/siwahangul/