関西人の私が初めて花巻に訪れたのは2019年8月上旬のことです。
これまで東北地方には大学生の頃から足を運んでいましたが、花巻はまだ行ったことがありませんでした。
東北地方に行けば行くほど私は東北のとりこになりました。
2019年6月ごろに夏にまた東北に訪れたいと思い、まだ行ったことのない場所に旅したいと思た矢先に思い浮かんだのが花巻だったのです。
花巻に訪れたいと思った理由は2つあります。
1つ目は宮沢賢治もよく訪れていた花巻南温泉郷に行きたかったから。
2つ目は花巻南温泉郷沿いにある廃校した校舎を活用して昭和時代のコレクションが展示されている施設「昭和の学校」が気になっていたから。
2019年8月実際に1泊2日で花巻に旅することになりました。初めて花巻に足を踏み入れて感じたのが時間がゆっくりと流れていることです。
1日目は新花巻駅から花巻駅に向かってから花巻南温泉郷行きのバスに乗り鉛温泉の藤三旅館と大沢温泉に訪れました。
川のせせらぎを聞きながら温泉に入りゆっくりすることができ、今度は秋や冬に湯治で1週間ほど滞在してみたいと思いました。
その後に「昭和の学校」に訪れました。花巻デパートの店内案内のプレート、夏の甲子園大会のペナント、こけし、昔の漫画など沢山のコレクションがあります。
昭和時代にタイムスリップしたかのような感じにさせてくれる場所でした。
2日目は花巻駅まで戻り、花巻市街散策をしました。花巻駅の観光協会に貼ってあったポスターの中に「10段くらいのソフトクリーム」の写真があり気になったので観光協会の方にどこなのか聞きました。
その場所は花巻市で43年間、地域で愛されたマルカン百貨店をリノベーションして復活した「マルカンビル大食堂」です。
実際に訪れてみると長蛇の列で食堂は多くの人で賑わっていました。
あれもこれも食べたいという気持ちになりましたが、今回は10段ソフトクリームを頼みました。
10段ソフトはとにかくボリュームがあり食べ終わると幸福感が満たされました。
マルカンビルを後にしてから花巻駅から青春18切符で仙台まで戻り関西へ帰りました。
初めての花巻でしたが2日間濃密な時間を楽しむことができ、また旅をしたいと思う場所でした。
関西に帰ってからは今度花巻に行く時はどこに行こうかと考えてばかりです。
花巻まつり、早池峰神楽観賞など沢山あり考え出せばキリがありません。
花巻と関わるには何ができるか自問自答していき続けたいと思います。