まきまき花巻行きたい暮らしを彩る、心を彩る~花盛生花店~
暮らしを彩る、心を彩る~花盛生花店~
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花巻という地名の由来をご存知だろうか?

諸説あるが、北上川の流れの中でできた渦に花びらが浮かんで、美しい光景を見せたことから花巻と名付けられたと言われている。そんな花の街と言っても過言ではない私たちの街に、多くの人に愛された花屋がある。

 

「花盛生花店」

 

花束

 

ハロウィン

 

そこは50年以上続く花の名店。

花巻駅から徒歩7分、大通りと末広町を繋ぐ街の中心に花盛生花店はある。店内には美しい花や、プレゼント用のブーケ、今大人気のハーバリウム、ドライフラワーがずらり。なんとそれらは北海道、沖縄、さらには台湾や東南アジアから取り寄せているそうだ。

 

「お客さんのイメージに沿った花を作りたい」

 

そう笑顔で語るのは店長の山田さんだ。山田さんは、フラワーアレンジメント大会の東北で3回優勝、全国では12位と素晴らしい実績のある方だ。特別な日の花。それは私たちの人生の様々な思い出に寄り添ってくれる。そんな大切なものだからこそ信頼できる、実績のある花盛生花店にお願いしたい!という方も多いようだ。プロポーズで100本のバラをプレゼントしたり、毎年記念日に一本だけ花を贈ったり。たくさんの人の人生の起点となる瞬間に使われる花だからこそ、「作っていてやりがいを感じる」と仰る山田さん。プロポーズが成功したことを報告に来てくれた時は自分のことのように嬉しかったそうだ。

 

 

 

取材中に「店に足を運び、花の色、匂いを実際に感じてほしい。花の魅力を伝えたい。」という山田さんの言葉に深く共感した。写真だけでは伝わらない花の良さ。それを味わうことはきっと私たちの生活をより豊かに彩ってくれるはずだ。

“ああ、りんどうの花が咲いている。もうすっかり秋だねえ。”

と銀河鉄道の夜でカムパネルラが、窓の外を指さして言っている。きっと宮沢賢治も花が好きだったのだろう。花は人と人を繋ぐように、時空を超え、きっと私たちと宮沢賢治も繋いでくれる。賢治の好きな花はどれだろう?物語に出てくる花はどんな花だろう?と考えているだけで思わず長居してしまいそうだ。これまで花とは無縁だったという人も、そんな冒険をしに花盛生花店へ足を運んでみてはいかがだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が書きました
高橋茉奈未

髙橋だとおもいます。身長は154㎝あります。お香が好きです。