花巻市との共同エンタテイメントプロジェクトを組み、コラボプロモーションを行っている東京のポップスバンドBlueHairs。このバンドのキャッチフレーズは「仕事と音楽の二刀流バンド」だ。メンバーのほとんどが会社の経営者であり、昨年春のメジャーデビュー時にはその経歴も話題となった。
今年に入ってから始まったこのプロジェクトの第1弾は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフに作られ3月にリリースされた曲「星の涙 月の祈り」のMV製作から始まった。花巻市内でのオールロケによるこのMVは、鉛温泉スキー場でのスカイランタンの様子が美しく、軽快なメロディーとともに冬の花巻の魅力を余すことなく表現してもらっている。
プロジェクト第2弾として5月20日にリリースされた新曲「ふるさと」のMVもほぼ全編花巻ロケで、ちょうど満開だったリンゴの花や東和町の棚田などが背景となっているのだが、そのMVがなんと、総合エンタテイメントニュースサイト「音楽ナタリー」に「泣けると話題のMV」として紹介されたのだった。母と娘の絆がテーマのドラマ仕立てとなっており、特に最後のシーンにはウルっと来る人も多いだろう。
このBlueHairs、これまでGWに行われたストリートハンドボール会場でのミニライブを行ってきたが、このたび7月27日に花巻市童話村で行われる「童話村の森ライトアップ2019オープニング」でのライブが決定。点灯式前の17:00から18:00まで演奏を堪能できる。フルメンバーによるライブは花巻初お目見えなので、この機会を逃す手はない。
BlueHairsと花巻市とのこのプロジェクト、今後はクラウドファンディングなどを通じて資金を募って花巻を舞台とする映画制作なども計画されている。これからの動きも注目だ。