まきまき花巻行きたい自分好みのウオークインクローゼットで心も身体も幸せに!街の下着屋さんだからできること
自分好みのウオークインクローゼットで心も身体も幸せに!街の下着屋さんだからできること
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 花巻市役所から西に歩いて5分ほどの場所に、2002年創業の輸入下着とナイトウェアを販売しているお店「Walk-in Closet」がある。創業当時は花巻市大通りの照井菓子店のすぐそばで営業していたが、2017年に吹張町へと移転した。

アメリカのような楽しいウオークインクローゼットが欲しい

 店主の高宮修子さんは20年以上前にアメリカに留学していたことがある。ホームステイ先でバスルームの隣にはウオークインクローゼットがあり、入浴後はそのままウオークインクローゼットで着替える、ということに感銘を受けた。

「海外のバスルームは一つだけじゃなくて複数あったりします。そしてその隣にウオークインクローゼットがあって、自分専用のウオークインクローゼットも持っている人もいます。その中には洋服だけじゃなく下着も靴もあって、そして大きな鏡があって。自分好みのウオークインクローゼットが作れるんですよね。友達を呼んでウオークインクローゼットの中身をお互い見せ合ったりすることもあります。他人のウオークインクローゼット見るのってワクワクしませんか?そんなアメリカのようなワクワクするようなウオークインクローゼットが地元の花巻にあってもいいのでないかと思い創業しました。」

 ウオークインクローゼットといえば、洋服の収納というイメージが強いが、このお店では輸入下着をメインに販売している。その理由についても聞いてみた。

「洋服はもちろん好きですし販売もしています。ただ洋服は、流行りや旬のファッションの中でお客様の好みも人それぞれなのでプロとしてのアドバイスは難しいですが、下着は客観的アドバイスを流行り抜きでズバッと『こっちが合っています』と言えます。そして体重が大きく変わらない限りは長く着用できます。自分の体型に合った下着のブランドがあるのはとても素敵なことだと思います。」

「日本製の下着でレースが綺麗で形がよくてとなると、とても高級なものが多いんです。もちろん良い物ではありますが、同じ条件のものでも日本製よりも海外製のものが種類が多かったため輸入販売をすることにしました。」

 店をオープンさせる前は、代理店が中間に入っていたため高級な下着しか世の中に出回っていなかったという。創業当時、高宮さんは代理店は挟まずほぼ直輸入することで、販売する時の値段を抑えることができたのだそう。

専門店以外では大きいサイズの下着が店頭にないことが多い

 輸入下着という話を聞き、胸の大きな方からの問い合わせも多くあるそうだ。

「メーカーや国にもよりますが、大きいものでKサイズまで取り扱いしています。」

 なかなか大きなサイズを販売している店舗が少ない中で、街の下着屋さんで購入できることはとても嬉しい。

 そして下着、洋服以外にもソックスとストッキングなども取り扱っている。日本製のストッキングは丈夫だが、イタリア製のストッキングは足が綺麗に見えると評判だ。普段の生活で着用するのも良いが、特別な日に着用するのも良いのではないだろうか。

店内には酸素カプセルが常設

 店舗奥に目をやると普通のお店ではまず置いていないだろうというものが置いてあった。花巻市内で目にできる場所は整骨院など限られた場所のみ。思わず「なぜ!?」と声をあげて驚いてしまった。そこにあったのは酸素カプセルだからだ。このお店では2013年から設置してるそうで、店内商品を一定金額購入した方は1時間利用できる。今回は特別に30分だけ体験させていただけることになった。

 ただ横になっているだけなのだが、カプセル内の気圧が変化するので耳抜きはもちろん必要だ。もちろんそういった説明も丁寧にしてくれる。開始時にガコッと大きな音が耳元で一瞬するだけで、あとは黙って横になっているだけ。カプセルの中には携帯電話や雑誌なども持ち込めるので退屈しない。

 終了後、カプセルから出ると何ら変化を感じなかったのが正直なところなのだが、高宮さん曰く「若い人は何も変化を感じないのかも」とのこと。酸素カプセルに入ることで年齢を重ねると気になってくる顔の小じわがピーンと伸びたり、体内の不要な水分が排出されることもあると、楽しそうに高宮さんは言う。

「商品はあくまでも商品であり、値引き販売ができません。そんな時にサービスできるものがあればと思い、酸素カプセルを設置しました。置いていても減るものではないし、ぜひ使って欲しいと思います。」

 毎年10月に花巻市内で行われるイーハトーブレディース駅伝に10回以上参加しているというアクティブな高宮さんならではのアイディアなのかもしれない。

※医療用ではありません

下着はプロの技量が必要

 そして下着を販売することによって長く愛用してもらいたい、そんな高宮さんは他に、とあるサービスを実施している。

「購入していただいた下着に関しては、カップが合っていればアンダーのお直しはさせていただいています。」

 どんなに好みの下着でも、カップが合っていても自身のアンダーのサイズが販売していなかったがために、購入を諦めた経験は一度や二度じゃないだろう。一般的な洋品店ではこういったサービスをしていないところが多い。街の下着屋さんだからこそできるサービスなのではないだろうか。

 アンダーのお直しにかかる時間は早ければ30分ほど。酸素カプセルに1時間入っていると終わっているということもあるかもしれない。

 若い時は身体が強いから締め付けにも耐えられるが、年齢を重ねるごとに締め付けなどによって身体を痛めることもあると、高宮さんは言う。

「年齢を重ねたときに自分の体に合ったものを身に付けて欲しいと思っています。自分が思っているサイズにメーカーが合わせてくれるわけではありません。同じサイズでもメーカーごとに大きさが異なるし、知らないから知らないで終わるより、知って欲しいからお店に足を運んで欲しいと思っています。」

 確かに店内はいろいろなサイズや形、素材のものが所狭しと並んでいる。まさにアメリカのウオークインクローゼットの中にいるような気分だ。

 洋服も下着も自分好みのものを着て、楽しい人生でありたい。しかし洋服は状況によりオシャレできない日もある。下着は洋服で隠れてしまうから誰の目も気にせず楽しめるし、気分も普段より少しだけ上がるだろう。

 「女の子は楽しい方が良い!好きな物を好きな時に着た方が楽しいし幸せですよ。美味しいものを食べて幸せな気分になるのと同じです。」

 そんなアメリカのような楽しいウオークインクローゼットで、あなたの身体も心も幸せにする商品が今も眠っているかもしれない。

私が書きました
佐藤 成実

遠野市出身、花巻市在住。穴あきバケツでジンギスカンは普通ではないことを知って、衝撃を受けました。趣味は手芸やフットサルなど。