日本ワインの今を造る人たちに出会える、リアルな現場。
山形県・かみのやま温泉で開催された国内最大級の屋外型ワインイベント「山形ワインバル」。2014年から開催され、山形県内のワイナリーを中心に全国各地からさまざまな日本ワインが集まりました。
2025年の「山形ワインバル」は、5月10日(土)〜5月11日(日)の2日間。国内の57ワイナリーが参加し、花巻から6つのワイナリーが出展。
「山形ワインバル」の会場となる上山城周辺へのアクセスは、JRかみのやま温泉駅から徒歩で約5分。当日のJR奥羽本線は通常2両のところ4両での増結運転となっていました。
大きな荷物がある方は、かみのやま温泉駅の改札外にコインロッカーがあるほか、駅前の観光案内所に手荷物預かりサービスがあります。
会場に入ると、まずはワイングラスとグラスホルダー、ドリンク券を受け取ります。
会場は上山城を取り囲むように5つのエリアに分かれています。
|Area1
会場の中で最も高い場所に位置するエリア1。ワイナリーのブースとキッチンカーの間に広く飲食スペースが設けられています。「アールペイザンワイナリー」「ベスピナエ」「もんのすけ農園」が出展。
アールペイザンワイナリー 高橋和也さん
ベスピナエ 堰根 慶さん
もんのすけ農園 菅原徳悟さん
|Area 2
上山城の天守閣を仰ぐエリア2。「エーデルワイン」「大迫佐藤葡萄園」が出展。
大迫佐藤葡萄園 佐藤直人さん
|Area 3
会場の中腹に位置するエリア3。岩手県内から「岩手くずまきワイン」や「自園自醸ワイン 紫波」が出展。
|Area 4
会場エントランスから最も近く、集客の多いエリア4。「高橋葡萄園」が出展。
高橋葡萄園 高橋喜和さん
|Area 5
かみのやま温泉新湯通りに面し、ウッドチップが引かれたエリア5。
エリア5のある、上山温泉街中心地に位置するワイナリー「DROP」。併設されたワインスタンドでさまざまなワインを楽しめます。
このイベントの魅力のひとつは、造り手から直接ワインの魅力を聞けること。会場では、参加者が「おすすめの1本」をたずねる姿があちこちで見られました。
上山のブドウ農家さん(左)とサントリーの白石さん。ブドウの生産者さんからもその熱意や想いがダイレクトに伝わってきます。
会場では、参加者同士、飲食店関係者やワイナリーのファンなど、さまざまな交流が自然に生まれている様子も印象的でした。
お気に入りのワイナリーのワインを端から端まで飲み比べたり、初めて出会う一本に心をときめかせたり、フードとのペアリングを試してみたり──。50を超えるワイナリーが一堂に会するこの場所は、日本ワインの“今”を味わい尽くせる、貴重な機会です。
5月末には岩手県で「日本ワインフェスティバル花巻大迫2025」が、6月には宮城県で「杜の都のワイン祭り バル仙台2025」が開催されます。
ぜひ、あなたの“好き”を見つけに来てみませんか?
山形ワインバル2025
会期:2025年5月10日(土)11:00-17:00、11日(日)10:00-16:00
会場:かみのやま温泉(上山城周辺、月岡公園)
主催:山形ワインバル実行委員会
今後のイベント
日本ワインフェスティバル花巻大迫2025
会期:2025年5月31日(土)12:00~17:00、6月1日(日)10:00~16:00
会場:花巻市大迫交流活性化センター周辺(岩手県花巻市大迫町大迫第3地割161)
https://multi-info.link/nihonwinefes.h.o/
杜の都のワイン祭り バル仙台2025
会期:2025年6月20日(金)~22日(日)11:00~21:00(20日は16:00開始、22日は19:00終了)
会場:勾当台公園いこいの広場
https://www.bar-sendai.jp/