まきまき花巻味わいたい美味しい珈琲と料理、楽しいイベントを花巻に〜The Roast〜
美味しい珈琲と料理、楽しいイベントを花巻に〜The Roast〜
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 花巻市の吹張町(ふっぱりちょう)の4叉路交差点前にある「The Roast」。ここは自家焙煎珈琲と男性客も大満足の、ボリュームのある料理が味わえる店だ。地元出身の、佐々木さん兄弟が経営している。

 

今回取材を受けてくださったのは、兄の佐々木正さん。

 

 佐々木さんは兄弟で以前の店をリノベーションし、2017年4月にオープンさせた。兄の正さんは料理担当、弟の勇也さんは珈琲を担当している。

 正さんは一度東京に働きに出た後、岩手にUターンして、盛岡でエスニック料理メインのレストランバーに勤務していた。その後、故郷花巻に戻り、双葉町にお酒と珈琲のお店を開店。勇也さんは珈琲に魅せられ、様々なお店で珈琲を飲み歩いていたそうだ。その情熱は日に日に増していき、手回しの焙煎機を持つまでに至った。

 その後知人の紹介で現在の場所にお店を開くことになり、兄弟で始めることになった。

 

珈琲のローストと肉のローストにかけた「The Roast」

 

 お客さんに見えるところに焙煎機を置いているのは、外を歩く人にも珈琲の香りを楽しんでもらいたいという勇也さんの気持ちが込められている。現在は、週に4~5回焙煎をしていて、店内では焙煎した珈琲豆も販売。

「これからは、イベントにも出店して販売に力を入れていきたい」と、正さんは語る。

▲焙煎機を持っている喫茶店は花巻では珍しい。

 

▲「普段ミルクや砂糖を入れて飲む人も、まず一口目はストレートで味わってみてほしい」、という自慢の珈琲。

 カレーを食べたあとでも、珈琲の深い味わいが分かる。そして、一杯の珈琲の中に何層もの風味が隠されている。

 

男性も大満足のボリュームメニュー

 

 料理には新鮮で安心というこだわりがあり、花巻市内の知人から食材を取り寄せ、カレーも店で真空パックにして販売している。カレーには様々なスパイスを使っているが、それは企業秘密。ジュースも生搾りのため、香りや味がフレッシュだ。

▲手前の絞り機を使って、ジュースを作る!

▲常連客もいる人気メニューのナポリタン

▲ハンバーグカレー

▲手前はスパイスカレー、奥はロコモコ。

▲グリーンカレーとビーフステーキ

 グリーンカレーは、汁(スープ)にコブミカンという柑橘類を使ったタイ風カレーなのだそう。

 ステーキは牧草飼育牛を250g使用、赤身で柔らかく、臭みがない。ひとりでもぺろっと食べられる。ビーフステーキ250gは1/4サイズで、ハーフサイズ(2~3人前)、フルサイズ(3~4人前)まであります。

 

 グルテンフリー(小麦粉使わない、米粉で作ったケーキ)のトマトチーズケーキ。

 このケーキの米粉や、トマトベジカレーのトマトも、花巻市石鳥谷町のご友人が経営されている「さつまファーム」さんの食材を使っている。

 

 クラフトビールのYONAYONAエール。長野産の地ビールをサーバーで提供。

 苦味・甘さ・フルーティーな香りのビール。

 

毎月1回イベントを企画

 音楽イベントは双葉町の頃からやっていたが、音楽と限定せず、色々なことがやりたくなった。そして考えたのが、2階をイベントスペースとして利用すること。

 「ロースト文化部」と銘打って、毎月最終週の平日の夜に19:30~21:00まで開催している。ミャンマー音楽、妖怪百科など、ジャンルを問わず様々なイベントを企画。ちなみに、食材を仕入れている「さつまファーム」さんは、ロースト文化部でDJもされている。

 気になった方は、ぜひ「The Roast」のSNSをチェックしてみてはいかがだろうか。新しい世界を知るきっかけになるかもしれない。

 

 

 

▲夕方明かりが灯ると、昼間とは違った雰囲気にそそられる。

 

 外見を見た時、はじめは若者の店だと思って遠慮していたのだけれど、実際足を運んでみて、いい意味で裏切られた。男性客のファンが多いというのもうなずける。お子さん連れから大人まで、味覚を十分に満足させてくれる。

「兄弟のそれぞれの想いがThe Roastの魅力を作っている」、そんな風に感じた。

私が書きました
相内 えつこ

小学校時代に県外から転校してきた、帰国子女ならぬ帰県子女⁉
数十年経っても「おめぇの言葉は俳優の話す東北弁だ」と叔父に言われる。好きな動物は猫と馬。