まきまき花巻行きたいエーデルワインの仕込みを体験してきました。
エーデルワインの仕込みを体験してきました。
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こんにちは!花巻市地域おこし協力隊・花巻ワインPR担当の飛世です。

岩手は本物の自然がいっぱい。花巻も一段と冬が深まってまいりました。

岩手で過ごす初めての冬。しっかりと寒いですが、日々変化する外の景色を近くで見ることが出来るのも岩手だからこその楽しみです。

 昨年の11月に、岩手のぶどうにこだわる岩手初のワイナリー・エーデルワインにて「リースリング・リオンの仕込み作業」と「赤ワインのオリ引き作業」を体験させていただきました。

 

今回はこの 1日体験の様子をレポートしたいと思います。

 

 最初に、「リースリング・リオンの仕込み作業」を体験させていただきました。

 リースリング・リオンは甲州三尺とリースリングの交配種です。

この品種を使ったワインの「五月長根葡萄園」は、長年多くの方々から支持され続けているエーデルワインの定番商品です。この日に仕込んでいた分は、今年6月頃販売予定です。

 

 ブドウ農家さんから届いたブドウを、除梗破砕機(房から梗を取り除き実を軽くつぶす機械)へ入れます。

1つのコンテナの重さ18kg(ブドウ16kg+コンテナ2kg)で、これが想像以上にとても重たい。

 私も体験させていただきましたが、コンテナを持ち上げることがやっとでした...

 1日で仕込んだリースリング・リオンは約7トン(7000㎏)です。

皆さんの作業のスピードの早さにも驚きましたし、日頃のご苦労を身をもって体感しました。

 

続いて、プレス機(空気の圧力で優しくブドウを圧搾する機械)で、皮や種を取り除きます。そして搾られたブドウの果汁を、ぶどう生産者(畑ごと)に分けてコップに入れて保管し、のちほど、ショ糖計を使用して糖度を測定していました。

ちなみに、取り除いたブドウの皮や種は堆肥にして再利用されます。

搾汁後の果汁に酵母を加え、酵母の働きで、ゆっくりと発酵させます。

また、発酵がはじまって45日目のタンクを特別に見せていただきました。白ワインの上品ないい香りが広がります。

 

 次に、「赤ワインのオリ引き作業」です。

発酵が終わったばかりの若いワインは濁っています。

これは、オリ(果肉繊維や酵母、酒石、乳酸菌など)が含まれるためです。

 赤ワインは液抜き作業(発酵が終わり皮や種を取り除くための搾汁)後に、しばらく置いておくとオリがタンクに沈殿します。

 ポンプで上澄みを別のタンクに移動して、オリを分ける作業がオリ引きです。

 

このあとタンクや木樽で熟成されて、ビン詰されます。

 作業の後は、みなさんで丁寧にお掃除。

1日密着させていただいて、みなさんのチームワークの良さが素晴らしかったです。

大きな機械を扱う現場は、どの作業も常に危険と隣り合わせで、なかなか緊張感が抜けないお仕事だと思いますが、みなさんのチームワークの良さで成り立っているように感じました。エーデルワインの製造部の皆様、色々教えてくださり、本当にありがとうございました。

イベントのお知らせ♪

今回お世話になったエーデルワイン様のワインを東京で味わえる「岩手ワインの夕べ2019」が2月15日に開催されます。東京・原宿が岩手に変わるそんな夜を楽しんでみませんか?

『岩手ワインの夕べ2019』

~岩手県内の3大ワイナリーがタッグを組みワイン会を開催します~

3ワイナリー自慢のワインと岩手県産食材をふんだんに使用したお料理をお楽しみください。

・花巻市「エーデルワイン」

・葛巻町「くずまきワイン」

・紫波町「自園自醸ワイン」

●日時

2019年2月15日(金) 

開場:18:30 開宴:19:00

●場所

ベニーレ・ベニーレ原宿店(立食形式)

東京都渋谷区神宮前4-31-10YMスクウェア原宿5F

TEL:03-5775-5333

●会費

8,000円

※チケットは各ワイナリーにて前売

【チケット購入・お問合せ先】

株式会社エーデルワイン

平日 9:00~17:00

TEL:0120-08-3037

https://edelwein.co.jp/721 

私が書きました
飛世かおり

花巻市地域おこし協力隊、花巻ワインPR(2018-2021)
「花巻ワイン通信」をfacebookとInstagramで投稿しています。