花巻南温泉峡入口のゲート近くにある、地元の食材を生かしたジェラードを提供する「ポエーマ」に行きました。
店内は明るく、かわいらしい熊のイラストが貼られています。シングルかダブルのチケットを販売機で購入します。10種類のジェラードが入ったケースを見たら1種類だけ選ぶのは不可能と思い、迷わずダブルで。
ごま、濃厚ミルク、レモン、クリームチーズ、いちご、よもぎみるく、チョコ、紅茶、ブルーベリー、ラムレーズン・・・1つ目はまるで草餅のように見える「よもぎみるく」に即決。2つ目は「濃厚ミルク」に未練を残しつつ、「裏メニュー」のわさびに。
まずは薄いグリーンの「わさび」から。口に入れるとふわりとわさびの香りが鼻に抜けます。爽やかな後味。「よもぎみるく」は草餅の香りがして、ジェラードでは初めての味です。よもぎがたくさん入っているのが見えます。
そして熊さんクッキーが隠れていました。冷え冷えになった口の中がクッキーを食べるとリセットされて、ジェラードの味がよりわかるような気がします。
お店の近くに小さな熊が出た事がきっかけで、この可愛い熊さんたちが生まれたようです。一緒に行った友人は「よもぎみるく」に「クリームチーズ」、そしてバンザイした熊さんがニッコリしていました。
お客さんが途切れたタイミングで、オーナーご夫妻に話を聞くことができました。
岩手に移住されてお店をオープンしたとおっしゃるので、「なぜジェラードだったんですか?」と聞くと、素晴らしい食材、水、そしてミルクが岩手にはある事、ジェラード文化が有ることをあげてくれました。確かに、色々な場所にジェラードを食べに行っているかも・・・。
裏メニューだったわさびですが、岩手産は格別とのこと。生のわさびをすりおろして使っているそうですが、だからまろやかで爽やかな風味だったのか、と納得しました。そしてよもぎは自ら摘まれたそうです、その辺にたくさんあったから!!まさに地元の食材です。
どんな食材が使えるか、いつも考えているそうです。次はどんな新しい味が生み出されるのか、そして、どの熊さんクッキーが添えられるのかも、楽しみです。
ぜひ、暑い夏を乗り切るためにも「ポエーマ」にお立ちよりください。
ユニークなお土産が見つかる「田舎labo」も至近距離です。