まきまき花巻行きたいワレラ ケンジノ ミチヲフム①〜賢治さんが見た景色〜
ワレラ ケンジノ ミチヲフム①〜賢治さんが見た景色〜
91 まき
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花巻のまちを歩いていると
至る所に、宮沢賢治。

物語に関するもの、
そして実際に賢治さんが見た景色、遺した景色。
花巻で生活をしていて何気なく目にしている
ものでも実は賢治さんが関わるものだったり。。

そんな素敵な世界が身近にあるのだから、
ゆっくりじっくり賢治さんを感じてみよう!と
花巻賢治さんぽ(ときどき車移動🚗)
をしました👣

紅葉の綺麗な時期に訪れたものなので
季節感がないですがご了承ください…💦

まず訪れたのは、ぎんどろ公園
ぎんどろ公園は、賢治さんが3年間教師をしていた
花巻農学校跡地につくられたのどかな公園です。

像:「休息する人」
天気のいい日は自然に囲まれて
一緒に寝転びたくなってしまいます☀️


 
公園内には賢治さんが愛した「ぎんどろ」の木が
植えられ、「早春」の一節を刻んだ詩碑や、
「風の又三郎」の石の像群など設置。
まさに賢治さんが花巻の地で生きていた証を
感じ取れるような場所です。


「農学校通り」なるものがあり、
教師時代の賢治さんもこの道を通っていたそう!
賢治さんの見ていた景色が今もこうして
残っているのは素晴らしいことだと思います😿


そしてなんといっても、美しく色鮮やかな紅葉!!🍁
四季折々の自然の風景を楽しむことができる公園
なので癒されに訪れてみてはいかがでしょうか💭

つぎに訪れたのは、羅須地人協会。(※冬季休館
玄関には、賢治さんが不在の際に書き残していた
「下ノ畑ニ居リマス」の看板が👀

農学校教師を退職した賢治さんが農民たちを集め、
農業の技術や農業芸術論などを講義するため
1926年(大正15年)に設立した私塾です。
木造の暖かさを感じる教室では、
熱心に講義されていた賢治さんの姿が
目に浮かびます。

廊下を抜けて次の部屋へ向かうと、和室が。

1928年に病気を患うまで、賢治さんはこの建物で
自炊生活をしていたそうなので、こちらの和室で
食べて、寝て、思考を張り巡らせ、人々を想い
農業に勤しんでいたのだろうか…と思うと
感慨深いです。

1969年に現在地(花巻農業高校地内)に
移築復元されたそうです。

農学校精神歌の歌碑。
花巻市の時報にも使用されているおなじみの歌で、
つい口ずさんでしまいます🎵

歌詞中の「ワレラ ヒカリノ ミチヲフム」という
フレーズが好きなので、オマージュとして
今回の記事のタイトルにさせていただきました☺️

花巻空港が近いので、
飛行機と賢治さんモニュメントの花巻らしい画が
見られることも!✈️
※モニュメントは著作権等の関係で掲載できない
ので、実際に訪れて見てみてください✨️

つぎは下ノ畑へ。
「下ノ畑ニ居リマス」の指す下ノ畑です🥬
昨年公開された大ヒット映画「銀河鉄道の父」の
撮影ロケ地としても使用されたそうです。

見晴らしがよく、今でも周辺には畑が
広がっています。

賢治さんの設計した花壇「涙ぐむ眼」。
「下の畑保存会」の方々により、シンボルとして
花壇が設置されています🌼

自由に使用OKのリヤカーがありました!
賢治さんは、リヤカーで野菜を売り歩いていた
そうです。
リヤカーをひいて賢治さんになりきってみよう✨️


賢治さんを愛する塩野夕子さんの
イラスト付き案内板も見つけました😻!

つぎはイギリス海岸イギリスあたりの白亜の海岸を連想させる泥岩層
が露出することに因んで、賢治さんが命名した
北上川の川岸です。
教師時代、生徒たちとしばしばこちらを訪れた
そうです。


「石っこ賢さん」と呼ばれるほど、鉱物採集に熱中
していた賢治さん。
イギリス海岸では、日本で初めての
「バタグルミ(クルミの化石)」の化石を発見した
こともあるそうです!

賢治さんの命日である9月21日に合わせ、
「イギリス海岸」出現の試みが毎年実施されて
います。
昨年、4年ぶりにイギリス海岸が出現したそう!
昨年は都合が合わず見に行けなかったので
今年は見てみたいなと思っています👀


魅力たっぷりな場所がたくさんで
伝え切れなかったので第2弾も記事にしようと
思います!!
次の記事もご覧いただけたら嬉しいです☺️


私が書きました
plume。

❁花巻生まれ花巻育ちの純花巻人(21)❁
趣味のイラスト×風景撮影で、大好きな花巻の魅力を伝えます!!
よろしくお願いします‪໒꒱