12月15日(金)から24日(日)までのイベント、成島和紙夢灯り展に行ってきました。
このイベントは地域おこし協力隊の赤津有美さんが発起人となり始まったそうです。そこに他の協力隊メンバーが加わり、さらには商店街の有志の皆さんが一緒にやりたい!と集まってくれたのだそう。
成島和紙のランプシェードは、木組みに「楮(こうぞ)」を使っています。楮とは成島和紙の原料となる植物ですが使うのは皮だけ。中の部分は薪などに使うだけだったものを赤津さんが「せっかくだから何かに使いたい!」と考えランプシェードが生まれました。
ランプシェードは花巻市民の皆さんと一緒に制作し、約400基もの作品ができあがりました。
制作ボランティアの皆さん、小学校や中学校・学童の皆さん、市民講座にご参加の皆さんなど、多くの方が作っています。
作り手の個性が宿りどれも素敵なものばかり。ぜひ、ひとつひとつじっくりと見てみてください。
設置場所はマップに載っている以外に、商店街のなかにもあります。夜の土沢商店街は静かですが、灯りを探して普段とは違った散歩を楽しむのもアリかもしれません。
6箇所以上でスタンプを集めると、A4サイズの折り染め成島和紙がもらえます。ブックカバーなどにも使えそうなカラフルなもので、ひとつひとつが手作りなので柄もすべて違います。
鏑八幡神社と成島三熊野神社・毘沙門堂には100基の夢灯り。15時から点灯していますが、17時頃の夕暮れ時がとても美しく見えました。
ほかにも、音楽ライブや花巻傘ライトアップ、さき織小田島秀子さんの回顧展など、さまざまな催しが行われています。
情報発信は地域おこし協力隊の皆さんがそれぞれされていますのでご覧ください。
地域おこし協力隊それぞれのInstagram
赤津有美さん
柏谷恵さん
平川優さん
とっても寒い花巻ですが、穏やかな灯りでとっても心温まりました。
↓こちらは開催前の様子を取材した記事です。あわせてどうぞ!