「紙媒体を花巻で出版したい!」Office風屋(北山公路さん)が、花巻の魅力を再発見してほしいと、自身がずっとあたためてきた構想をいよいよ今年の春にカタチにする。
マチココとはどんな冊子に?
現在は、長年勤めてきた盛岡大手印刷会社を退職後、2015年4月からフリーランスとして花巻に拠点を置き、主に出版の企画/プロデュース/編集などを手がけている。実は、勤めていた頃から、紙の定期発行媒体を地元花巻で出したい!という思いがあり、構想や試算を重ねていたものなのだそう。
「花巻に住む人たちに、街を歩いて花巻を再発見してほしい、『何もない街』ではなく『様々な魅力が詰まった街』という認識を持ってもらえるよう、店中心、経済中心の街づくりではなくて、ひと中心の街づくりの貢献をしたい、そして住んで楽しい街に、歩いてみて魅力ある街にしたい」そんな想いが込められている。
●花巻・石鳥谷・東和・大迫の街を写真中心に各地の様々な魅力を伝える冊子/年に6回発行/ 協賛店にて取扱/A5カラー/16P~
●現在、今年春4月発刊に向け、協賛店(募集中!)を募り、取材、編集作業中。
あらためて花巻の魅力発信する冊子
花巻市、石鳥谷市、大迫町、東和町が合併し花巻市となって10年となる。 空港、新幹線も通っており岩手の玄関口でもある花巻市。奥羽山脈、北上山地の山並や、緑豊かな自然風景が広がり、四季折々の景観を肌で感じながら生活することができる、贅沢な町だ。
菊池雄星や大谷翔平を育てた花巻東高校の地元としても知られ、旬な話題としては、今や全国的にも有名になった高さ25㎝10段巻きのソフトクリームで知られる「マルカンビル」がある。花巻市の中心街に位置し、昨年一旦閉店したものの、市民やファンの後押しによって今年2月再オープンして以来、全国からのファンで毎日行列は途切れない。徐々にだが周りの商店街にも人が溢れ出してきており、街が活気付いてきているのを感じる。
魅力は、宮沢賢治や、温泉だけではない。美しい景観の中育った食材、杜氏、神楽、まつり、クラフト市、変わらない街並み等々、それぞれの地域の今昔の美しい魅力に溢れている。住民にも、観光や仕事で訪れる多くの方々にも、ぜひ車から降りてじっくりゆっくりと街を歩き、花巻の魅力を知ってほしい。
バックに入るサイズにあえてしたというこの冊子を持ちながら、街を歩く人たちが増え会話が生まれ、どこに行っても人の笑顔があふれる「花巻」に。マチココ」も「まちづくり」のひとつのコンテンツになってほしいと願う。
創刊号は、4月から協賛店にて発売開始!乞うご期待!