まきまき花巻参加したい「大人になった東和っこ達とのふれ合いトークイベント2023夢への扉」に参加しました!
「大人になった東和っこ達とのふれ合いトークイベント2023夢への扉」に参加しました!
21 まき
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みなさまはじめまして。りえちんこと細越 里枝(ホソゴシ リエ)と申します。

花巻市東和町出身の40歳です。
今は居住地も勤務先も盛岡市、仕事に育児(5歳と2歳の男の子たち)に吹奏楽と、三足の草鞋を、時と場合により履いたり脱いだりしています。

「りえちんこと細越 里枝です」というフレーズは、2012年2月から2017年12月まで、エフエム岩手から金曜夜9時に聴こえていたはずですが、その話はこの記事にはほとんど関係ないので置いておきます。

「大人になった東和っこ達とのふれ合いトークイベント2023夢への扉」は、今回初めて開催されたイベントです。タイトルに「2023」とありますが、「2024」も、そのまた先も、継続していきたいという希望が表れているのだと思います。

主に東和中生を対象に、東和町にゆかりのある、様々な分野で活躍している大人たちのトークセッションや、直接会話ができるふれ合いトーク、ワークショップを通して、自分の未来をイメージしたり、夢を形にする考え方や学び方のヒントを得てもらえたら、という趣旨でした。
そのほか、東和の偉人クイズや、近い時期に新聞報道されたお手柄中学生たちへのインタビュー、お土産争奪じゃんけん大会など、アイディア全部載せ、充実の内容。

主催者は同級生の早川真美さん(以下まみちゃん)。東和町出身で今は山形県に住んでいます。
「自分が子どものときは将来の夢を持てなかった。それは、世の中にどんな仕事があるのか、どんな大人がいるのか、知らなかったから。知ることって、大事だ!」という気づきがこのイベントの出発点。
離れた故郷に自分の経験を還元したい。これまで関わりの薄かった同級生はじめ東和町の人たちと協力し合って、お互いにためになるイベントにしたい、これから進路を選択していく中学生たちに、「知る」チャンスと出会ってほしい。
まみちゃんの熱い気持ちはすぐ行動に移りました。
共鳴した同級生たちとオンラインでやり取りし、できる人ができることをする、呼べる人が呼べる人を呼ぶ、の積み重ねで、2023年12月17日、土沢振興センターで実現したのが、この「夢への扉」でした。

中央がまみちゃん、その右隣がれこちん。

総合司会は中川礼子さん(以下れこちん)。
中学生のころから、いつも明るく元気で頭も良く、キラキラした太陽のような子だった記憶があります。
私とれこちんは、遡ること8年ほど前、年祝いで再会し、以来時々SNSで交流があったり、ショッピングモールで偶然出くわしたりしてきました。

私はこのイベントが1ヶ月後に迫った11月のある日、その、とにかく明るいれこちんから、このイベントへの協力依頼を受けました。
「中学生に、自分が大人になるまでの経験を話してほしい。将来の夢や希望を見つけてもらおうよ!」

正直、反射的に断りかけました。私にはちょっと、眩しすぎる、と。
中学高校時代の私は、地を這うような陰キャでしたので、同級生が集まって企画していることこそが私を気まずくさせました。
主催のまみちゃんにも「おはよう」と言ったことすらないかも。私のこと、覚えているかな?

でも、そんな不安の数秒後に、別の気持ちも湧いてきました。
もし、中学生のころの自分みたいな子がいたら、言ってあげたいことが、ある!

妙な使命感から、震えながらOKしてしまった私。

その数日後、れこちんから具体的な司令が下りました。
「現役東和中生で、新聞に載る活躍をした5人がいるから、インタビューしてほしい!楽しい感じでね♡」
わーお。なにそれ、ほとんどBRA-BAN!じゃん。(わかる人にしかわからない伏線回収)
でもそれ、今の私は、たぶん好き。不特定多数を前にしてマイクで話すの、結構好きなんです。ジメジメした中学生時代からするとなかなかのジャンプ力だと思いませんか?(誰も言ってくれないので自分で言います。)
東和中生の活躍というのは、10月下旬、下校中に偶然、怪我で動けない男性を発見し、5人の連携プレイで危機一髪、救出したというニュースがあったのだそうで、私はこのとき初めて知りました。
まみちゃんも職場から打ち合わせZoomに参加してくれました。
なんと白衣姿で。リケジョ!「大人になった東和っこ」、いかにも!

イベント5日前。
中学生への質問を事前に教えてほしいとの連絡。おっとっと。全く考えていませんでした。慌てて作文して送ってみると、「感動です。とてもいい質問だと思う。」
まみちゃんとれこちんからお墨付きをもらいました。
…普通、感動します?「質問」に。中学生がくれる「答え」に感動しましょうよ?

かくして、イベント当日。
土沢振興センターって、つまりコミセンかぁ。(昔の東和町民的な感想)
広い!オシャレ!立派!ここ本当に東和?(ものすごく失礼)
聞くところによると、今でも、私たちが中学生だったときのように、帰りのバスを待つ中学生がとりあえず立ち寄って、宿題したりお喋りしたりしているようです。その雰囲気、懐かしいなぁ。

同級生たちとの再会は、思っていたより相当カラリとしていました。
みんな面影はしっかりあるのに、女子はとっても垢抜けていて、男子は当然ながら声が低いぃぃ!

ヘルシーおいしいお弁当♪

大人になった東和っこ集団に、なんだかヘラヘラと、笑いがこみ上げてしまいました。
本番前にはみんなでお弁当を食べましたが、喋ったり笑ったり食べたり、ひとつしかない口が三役をこなしきれず、本番中少しお腹が痛くなっていたのはここだけの話です。

ヘラヘラしつつ準備中…

さて。
肝心の、私がインタビューする中学生5人、なかなか揃わず。
私は暇を持て余し、早めに来てくれた2人と打ち解けようとしてみたり。
3人目に現れた子の第一声、「今日って、何かのイベントなんですか?」に息を飲んだり。
先に来ていた2人のうちひとりがボソリ。「すみません、こういう子なんです」
ナチュラルガールなんですね。承知。
ギリギリに到着した4人目と、ふんわり遅れた5人目。
まみちゃんの指示のもと、急いで出入りの段取りを確認。

イベント本番には副校長先生も参加してくださり、当時の状況について、鬼気迫る説明をしてくださいました。ちなみに、副校長先生、裂き織りのペンケースをお使いでした。ああ、東和だなぁ、と、しみじみ。

「今日は未来をイメージするきっかけになったらいいなという大人の想いがこもったイベントだけど、みんなは自分たちの、こういうところは変わらないまま大人になりたいなっていうところ、ある?」

心洗われるインタビュー

まみちゃんとれこちんが感動してくれたというこの質問に、中学生の答えはこうでした。
「私たちはそれぞれ別の高校に進むけれど、私たちの友情は変わらないままでいたいです」
ほら!ほらね!感動すべきは中学生の答え。
大人が教えるまでもなく、大切なことはもう知っている。むしろ子どもたちから教わってしまいます。客席からの大きな拍手。私だってマイクを放り投げて拍手したかったです。

トークセッションやふれ合いトークのコーナーでは、立派な大人のみなさんのお話を、大人であるはずの私も、とても興味深く聴くことができました。

「逃げて逃げて、逃げた挙句辿り着いた今の仕事が、結果的にニッチで競争相手のいない自分だけの生業になった」

「好きなこと、やってみたいことがあるけれど、そういう仕事がもし世の中になかったら、もう仕事を自分で作ってしまえばいい」

この日のために東京から駆けつけてくれた理容師の同級生も、中学生とふれあいトーク

自由な雰囲気で活発なアイディアが出たワークショップ

自衛隊なりきり体験

ますます変化の激しい時代を生き抜いていくために、万人に当てはまるひとつの正解があるわけではないから、ひとりひとりが自分に正直に、しっくりくる生き方を探して、楽しんでしまえばいいよね!という結論に、自分の中では至りました。

きっとこの日参加してくださった、中学生のみならず、もっと小さいお子さんから、もっとずっと先輩方まで、それぞれの方の胸の中で、何らかの夢への扉が開いたのではないかな、そうだったらいいなと、願うものです。

お土産争奪じゃんけん大会

後日、イベントに参加していた、中学生、ではなくなんと小学校4年生さんから、お手紙が届いたとのこと。
やって良かった、楽しかった、次はもっとこうしたい。
子どもも大人も、東和っこたちの間で、ポジティブな余韻が長く長く続いています。

同級生にビビるしかなかった中学時代の私よ。
大人になったらもはや、ビビるを通り越してリスペクトしてしまう羽目になるぞ。

とっくに伝わっていることと思いますが、このような記事を書いていながら私、このイベントへの貢献度、大して高くありません。
それなのにどうして私にこの記事を任せてくれるの?れこちん。
「りえちんはね〜、言葉選びに陰まじりのクセがあって、それが笑いを呼んでクセになるという。」
え~?一文に「クセ」が2回使われることある~?
「気づきの深い話のときもあれば、ただただ振り逃げみたいな話もあって、ついつい最後まで読まされる。読んじゃうんじゃないの、もうね読まされる。」
これはきっと私の、普段のSNSを読んでくれての感想ですね。
よ、読ませてごめんね?

この記事をここまで読まされてくださっているあなた。(日本語のおかしさが酷い)
ありがとうございます。

地元大好きとか、東和町最高とか、同級生ラブとか、参加者それぞれのモチベーションがあったと思うのですが、おそらく一番それらに対して冷めていたのは私です。
でも。
自分のルーツを誇れないことは、実は無意識に、ものすごく自分を傷つけてしまうのだと聞いたことがあります。

まみちゃんの言葉を借ります。まず、「知ることって大事!」
今の東和町を、今の同級生たちを、そこに至る頑張りや工夫のストーリーを、知ろうとする。知ることから、地元を誇る気持ち、自分を誇る気持ちを、今からでも育てていけるかもしれない。
私が今回開いた夢への扉は、「東和町をもっと知りたい」に繋がっていました。
関わらせてくれたことに、深く深く、感謝します。

「大人になった東和っこ達とのトークイベント20XX夢への扉」
我こそは東和っこというあなた。
東和ってどんな町?というあなた。
とうわ焼き?なにそれオイシイの?というあなた。
きっと今後もチャンスはあります。
主催者側にも、同級生ノリ、内輪ウケだけに留まらない企画に成長させていきたい気持ちがあるはず。新しい風を求めています。
聴く側でも語る側でも企画運営側でも、何かしら自分も刺さりたい!と感じてくださる方は、ぜひ今後の「東和っこ企画」にご注目ください。
まみちゃんやれこちんのような東和っこから、ある日突然お誘いメッセージが届いたら、反射的に断らないよう、お心づもりをお願いいたします。

私が書きました
りえちん

1983年生まれ。1995年夏に花巻市西宮野目から東和町へ引越し転校する。2000年~2014年まで花巻シンフォニックバンドという市民吹奏楽団で活動。現在は盛岡市在住の岩手県職員。心の奥で、自分の地元愛の薄さに引け目を感じている。発信するためにまずは、もっと知りたい、改めて。